2021.4.7 09:51

米国務省報道官「議論したいことだ」 中国の人権侵害批判、北京五輪不参加も選択肢

米国務省報道官「議論したいことだ」 中国の人権侵害批判、北京五輪不参加も選択肢

 米国務省のプライス報道官は6日の記者会見で、中国の人権侵害を批判し、2022年北京冬季五輪のボイコットも選択肢だとの考えを示した。「(共同ボイコットは)私たちが議論したいことだ」と述べ、同盟・友好国と対応を協議する方針を明らかにした。

 同盟国などとの共同ボイコットの可能性を問われて答えた。一方「(北京五輪は)まだしばらく先だ」とし、米政府として決定はしていないと述べた。

 プライス氏は、中国の人権侵害や新疆ウイグル自治区での「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を挙げた上で「北京五輪は私たちが協議し続ける分野だ」と強調。北京五輪への対応が同盟・友好国との「今後の議題の一つだ」とし、「協調した取り組みが米国の利益だけでなく、同盟・友好国の利益にもなる」と語った。

 北京五輪を巡っては、中国の人権問題を理由に米議会などからボイコットや開催地変更を求める声が出ている。バイデン政権はこれまで、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)の判断を尊重するとし、バイデン大統領も参加の可否を「最終決定していない」との立場を取っている。(共同)