2021.1.23 17:15

五輪イヤー桐生 魂の書き初め「動」/陸上

五輪イヤー桐生 魂の書き初め「動」/陸上

オンラインイベント「ASICS TEAM RED 応援書き初め大会」に参加し、「動」と披露した桐生祥秀

オンラインイベント「ASICS TEAM RED 応援書き初め大会」に参加し、「動」と披露した桐生祥秀【拡大】

 陸上男子100メートルの前日本記録保持者、桐生祥秀(25)=日本生命=が東京五輪開幕まで半年となった23日、アシックスのオンラインイベントに参加し、書き初めで「動」としたためた。

 「日本中が大変な時期。自分の走りで人の心を動かせればいい」。新型コロナウイルス感染の収束が見通せず大会開催を危ぶむ見方が広がる中、画面越しのファンを前に自覚をにじませた。

 2017年に出した9秒98の日本記録は、19年にサニブラウン・ハキーム(21)に0秒01更新された。目指すは日本記録奪還。春のシーズンインから五輪まで確実に実戦を重ねるため、冬季練習では故障しない体作りに励んでいる。

 「こういう時代だからこそ、スポーツっていいなと思ってもらえる走りがしたい。日本記録で桐生祥秀と名前が残るように走りたい」。トップスプリンターとしての誇りを胸に、五輪イヤーを駆け抜ける。(鈴木智紘)