2021.1.12 17:44

大塚騎手が調教師をパワハラで提訴

大塚騎手が調教師をパワハラで提訴

 昨年1月5日の落馬事故(頭部外傷、脳挫傷の疑い)後、休業中の大塚海渡騎手(20)=美=が、所属先の調教師から暴行を複数回受けたとして5日に稲敷署へ被害届を提出し、受理されていたことが12日、分かった。父・哲郎氏がこの日、弁護士同席のもと、オンライン会見を開いて説明した。

 競馬学校生の厩舎実習中から2019年12月25日までの間に、頭部を手拳で殴打されたことが10件ほどあり、そのうち2件は被害者本人が明確に日時、場所を記憶していたという。被害者両親は段階を踏んで調教師に説明を求め、昨年9月末に内容証明を送ったが、調教師側から納得のいく回答が得られなかったため、警察に被害届を提出し、民事訴訟の手続きも行った。第1回口頭弁論は、20日に水戸地裁土浦支部で行われる。

 休業中の大塚騎手は、年頭から運動、乗馬を再開。今後は経過を見ながら復帰を目指す。

 なお、JRAはこの件に関して「係争中であることは把握していますが、警察による捜査中の事案でもあるので、現時点ではコメントを差し控えたい」と回答した。