【新春メダリスト対談】
今夏に延期された東京五輪で2大会連続のメダル獲得を目指す2016年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子シングルス銅メダルの奥原希望(のぞみ、25)=太陽ホールディングス=と、プロフィギュアスケーターで10年バンクーバー冬季五輪銀メダルの浅田真央さん(30)の対談が実現した。1日付に続く後編のテーマは、プライベート。オフの過ごし方や互いの性格などを語り合った。(取材構成・角かずみ、武田千怜)
前編では競技に対する熱い思いを語り合った2人。話題は一転、プライベートに展開。“女子トーク”で盛り上がった。
奥原「競技生活を送りながら、競技外のことに対して興味を持つことはありましたか?」
真央さん(以後敬称略)「ないですね」
奥原「えー!」
真央「不器用なので、これと決めたことしかできない…。スケートだけでしたね」
奥原「では、練習以外はどんな生活をされていたんですか?」
真央「マッサージをしてもらったり、ずっと家にいたり…。あんまり出歩くことはなかったです。どうですか?」
奥原「すごくアウトドア派で。何でも好奇心を持ってしまう」
真央「すごい!! いいこと!!」
奥原「例えば、テレビ番組の撮影でも(スタッフの)行動一つ一つがすごく気になる。何の意図があるんだろうと、聞くことがあります」
真央「へー! 好奇心旺盛なんだね」
奥原「結構、自分でやりたがっちゃいますね」
真央「現役時代、私はそんなに余裕がなかった。選手生活をやりながら、これもやりたい、あれもやりたいって思っちゃうんだ?」
奥原「そうなんです。練習やトレーニングが終わったら終わり。次は休みの時間。カフェに行こうかな、おいしいものを食べようかな、何かないかな、と調べたり。そっちをモチベーションにしていますね!」