陸上の元旦競歩は1日、明治神宮外苑絵画館周回コースで行われ、男子20キロは住所大翔(順大)が1時間20分46秒で優勝した。2016年リオデジャネイロ五輪20キロ7位の松永大介は3位、同五輪50キロ銅メダリストの荒井広宙(ともに富士通)は4位だった。
女子10キロは東京五輪20キロ代表の岡田久美子(ビックカメラ)が43分39秒の大会新記録で制した。
岡田は目標を上回るタイムで優勝。「自信になった。メダル獲得に近づけるようにしっかり練習を積んでいきたい」と本番を見据えた。
昨年は新型コロナウイルス禍で練習が思うようにできない時期もあり、自分自身の体を見つめ直したという。「フレッシュな気持ちで五輪イヤーを迎えることができた」と明るく話す。感染が拡大する状況に「全力で準備していくことが(代表の)責任を果たすこと」と表情を引き締めた。