バスケットボールの全国高校選手権第6日は28日、東京体育館で行われ、女子は決勝で桜花学園(愛知)が東京成徳大高に89-65で勝ち、2年連続23度目の優勝を果たした。
東京成徳大高は桜花学園の高さに屈した。リバウンド数で29-49と圧倒され、後半は相手の186センチのオコンコを止められなかった。遠香監督は「(ゴール下で)桜花の圧力に負けた時間帯が結構あった」と悔やんだ。
さほど上背のないチームながら、緻密さとスピードで勝ち上がった。11大会ぶりの決勝で女王の壁に阻まれたが、遠香監督は「チーム一丸で最後まで戦えた」と選手をたたえた。