2020.12.23 05:02

瀬古リーダー「日本記録を出して」大阪国際女子マラソン、ペースメーカーに川内優輝ら初の男子

瀬古リーダー「日本記録を出して」大阪国際女子マラソン、ペースメーカーに川内優輝ら初の男子

人気漫画家の浦沢直樹さんが手がけた大会ポスターをバックに、瀬古リーダーは好記録を期待した (撮影・鳥越瑞絵)

人気漫画家の浦沢直樹さんが手がけた大会ポスターをバックに、瀬古リーダーは好記録を期待した (撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 「第40回大阪国際女子マラソン」(来年1月31日、サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)の出場選手が22日、大阪市内で発表された。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(64)は、ペースメーカーに川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=ら男子選手を初めて起用することを明らかにした。出場する東京五輪代表の前田穂南(24)=天満屋=と一山麻緒(23)=ワコール=らに、2005年に野口みずきが出した日本記録(2時間19分12秒)更新を期待した。

 チームJAPANで40回目の浪速路を歴史的な大会にする。16年ぶりに日本記録を更新するため、大会史上初めてペースメーカーに男子を起用することを決定。瀬古リーダーが力を込めた。

 「今回のテーマは『超えろ。チームJAPAN』。この大会では2時間19分12秒という記録に挑戦していただきたいと思っております。この大会で記録を出して、オリンピックへの弾みにしたいと思っております」

 前回大会では女子ハーフマラソンの日本記録を持つ新谷(にいや)仁美(積水化学)がペースメーカーを務めて話題を呼んだが、今回は男子選手が“参戦”する。コロナの影響で外国人選手を招待できなかったこともあり、「いい記録を狙うためには(国内)女子選手だけではなかなか出にくい」と新たな一手を打った。

 注目は川内だ。2時間8分14秒(2013年)の記録を持ち、世界選手権にも4度出場した実力者。大会事務局を通じて「ペースメーカーとして、その『想い』を全力でアシストしたい」と決意した。

 「(前田と一山の)2人に足りないのは記録だと思っている。最低でも(2時間)20分を切ることをテーマに走っていただきたい。それがオリンピックでのメダルに近づく一番の道だと思っております」

 瀬古リーダーが大きく期待をかけた。来年1月31日、大阪が東京五輪への試金石になる。(大石豊佳)