2020.12.11 19:49

箱根駅伝前回10位 東洋大“定位置”3位以内奪還へ エース西山倍返しで「恩返し」

箱根駅伝前回10位 東洋大“定位置”3位以内奪還へ エース西山倍返しで「恩返し」

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箱根駅伝
第96回東京箱根間往復大学駅伝競走1区で力走する東洋大学・西山和弥=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走1区で力走する東洋大学・西山和弥=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)【拡大】

 来年1月2、3日に行われる第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(往路107・5キロ、復路109・6キロ)に出場する東洋大が11日、オンラインで記者会見した。前回大会は総合10位。初優勝した2009年から続いた3位以内が「11年連続」でストップした。エースの西山和弥(4年)を中心に総力戦で、“定位置”奪還を狙う。

 ▼日本新&五輪切符の相沢先輩から刺激

 “定位置”奪還へ、鉄紺魂を燃やす。1、2年時の箱根で2年連続1区区間賞に輝き、往路優勝に貢献した西山。最終学年となり、今大会にかける思いは人一倍強い。

 「(前回大会は)ふがいない結果で、チームに迷惑をかけた。最後の箱根でいい走りをして、恩返しをしたい」

 西山は前回大会1区14位と振るわず、チームは総合10位。2009年から維持していた3位以内も11年連続で途切れた。

 巻き返しを誓う今大会へ、酒井俊幸監督(44)は「全員がキーマン」と強調する。前回2区で区間新記録を樹立した相沢晃(現旭化成)が卒業。絶対エースはいないが、西山や前回5区(山上り)区間新記録の宮下隼人(3年)ら、総力戦で上位を狙う。

 卒業生の相沢が今月4日の日本選手権の男子1万メートルで日本新記録で優勝。東京五輪代表に内定した。同じレースを走った西山は「日本記録を更新するような選手と一緒に練習してきたのは大きな財産になる。自分も頑張ろうと思える」と刺激を受ける。

 「20キロを通して力強い走りを見せたい」。先輩の思いも引き継ぎ、3位以内に返り咲く。(武田千怜)