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吉田祐也、一般参加から「福岡国際」V “大迫流”で24年パリ五輪マラソン超新星

吉田祐也、一般参加から「福岡国際」V “大迫流”で24年パリ五輪マラソン超新星

福岡国際マラソンを制した吉田。2024年パリ五輪まで快走を続ける(代表撮影)

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 陸上・福岡国際マラソン(6日、平和台陸上競技場発着)社会人1年目の吉田祐也(23)=GMO=が、日本歴代9位タイの2時間7分5秒で初優勝した。青学大卒業を機に競技を終えるつもりだったが、2月の別府大分毎日マラソンで初マラソン日本歴代2位の2時間8分30秒(順位は日本勢最高の3位)をマークして心変わり。大手菓子メーカー「ブルボン」の内定を辞退し、現役続行を決意したホープが、2度目のマラソンでも快走した。2024年パリ五輪代表に、いち早く名乗りを上げた。

 師走の博多を軽快に駆け抜けた。ゴール手前から何度も拳を力強く握った。社会人1年目の吉田が2度目のマラソンで日本歴代9位の2時間7分5秒。伝統ある大会でマラソン初優勝を飾った。

 「100%の力を出し切って優勝できてよかった。絶対に優勝してやるという気持ちでいった」

 コロナ禍で海外招待選手がいないレース。一般参加の吉田は“大迫流”を取り入れ好走につなげた。「30キロすぎからが勝負」。序盤は先頭集団の後方左で勝負どころを待った。レース前に2017年大会の動画をチェック。日本勢トップの3位に入った東京五輪代表の大迫傑(29)=ナイキ=の位置取りを参考に、他の選手を風よけにして体力を温存した。「30キロまで余力を持って走れた」とペースメーカーが離れた30キロすぎでギアチェンジ。3人の先頭集団から飛び出し、そのまま独走した。

 一度は離れると決めた陸上の舞台で輝いた。今年1月の箱根駅伝で4区区間新記録を樹立し、青学大の優勝に貢献。卒業を区切りに競技の第一線から退く予定だったが、“現役ラストラン”として臨んだ2月の別府大分毎日マラソンで好走し、気持ちが変わった。初マラソン日本歴代2位の2時間8分30秒で、日本勢最高の3位。「今しかできないことに挑戦したい」と大手菓子メーカー「ブルボン」の内定を辞退し、駅伝などに力を入れる「GMOアスリーツ」の選手として、現役を続ける決意をした。

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