帝拳ジムへ移籍した中谷正義(帝拳ジム提供)【拡大】
プロボクシング前東洋太平洋ライト級王者で、WBO世界同級14位の中谷正義(31)が、井岡ジムから帝拳ジムへ移籍した。3日、帝拳ジムが発表した。
中谷は同王座を11度防衛した後、昨年7月にIBF世界同級挑戦者決定戦に臨み、現世界同級4団体統一王者のテオフィモ・ロペス(23)=米国=に12回判定負け。9月に同王座を返上して一時は現役引退を表明した。
しかし今年11月、米興行大手のトップランク社が今月12日(日本時間13日)に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで、WBO12位のフェリックス・ベルデホ(27)=プエルトリコ=とWBOインターコンチネンタル同級王座決定戦を闘うと発表。その後、中谷も自身のSNSで試合に出場することを報告した。
中谷は「恩返しはこれから僕が結果を出していくことしかない。勝って自分の力を証明したい」とコメントした。