2020.12.3 22:05

多田、左で完全決着「スピードとタイミングで」/BOX

多田、左で完全決着「スピードとタイミングで」/BOX

9回、TKOで宮尾綾香を下し、ガッツポーズする多田悦子=後楽園ホール

9回、TKOで宮尾綾香を下し、ガッツポーズする多田悦子=後楽園ホール【拡大】

 世界ボクシング機構(WBO)女子ミニマム級王座決定戦10回戦が3日、東京・後楽園ホールで行われ、39歳の多田悦子(真正)が9回8秒TKOで37歳の宮尾綾香(ワタナベ)を下し、新王者となった。

 多田は1月に引き分けた宮尾と完全決着をつけた。序盤から左ストレートで優位に立ち、9回には左のカウンターを完璧なタイミングで入れて仕留めた。相手が前へ崩れ落ちる、女子では珍しい強烈なダウンシーンだった。「スピードとタイミングで倒せることを証明できた。ボクシングはアート(芸術)」と誇らしげだった。

 39歳のベテランは世界ボクシング評議会(WBC)のベルトを獲得しての世界主要4団体制覇が最終目標。「情熱を燃やし尽くしたい」と意気盛んだった。