2020.11.25 18:51(1/2ページ)

大鵬の孫「王鵬」改名秘話「勝手に決めてずっと温めていた」のは…/大相撲

大鵬の孫「王鵬」改名秘話「勝手に決めてずっと温めていた」のは…/大相撲

新十両に昇進した王鵬=25日午前、東京都江東区の大嶽部屋(日本相撲協会提供)

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 大相撲の「昭和の大横綱」といわれ、史上2位の32度の優勝を誇る元横綱大鵬(故人、本名納谷幸喜)の孫、納谷改め王鵬(20)=本名・納谷幸之介、大嶽部屋=の新十両昇進が25日、東京・墨田区の両国国技館で開かれた来年初場所(10日初日、国技館)の番付編成会議で決まった。「関取」と呼ばれる十両昇進を機にしこ名を本名から改め、心機一転。大横綱のDNAを受け継ぐ大器の第2章が始まる。

 ◆「うれしい」おじいちゃんの字

 虚勢とは無縁、悠然と構える風情は古風でさえある。東京・江東区の大嶽部屋でオンラインによる会見に臨んだ王鵬は「祖父の『鵬』の字をいただけてうれしい。(本名より)力士らしいと思う。名前に見合った力士になりたい」と気持ちを新たにした。

 同席した師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「わんぱく相撲(小学生)のころから、私が勝手に決めてずっと温めていた」とし、「どっしり構えてわが道をいく。風貌が王という感じでね」と、王道を思い描く。

 ◆化粧まわしに大鵬ゆかりの地

 王鵬は元関脇貴闘力の三男で191センチ、170キロ。祖父の現役時代(引退時187センチ、153キロ)を上回り、入門から3年かけてつかんだ関取の座。部屋には次兄・鵬山、弟・夢道鵬も所属し「追い抜かれたくない。みんな関取になれるのが一番いい」と切磋琢磨(せっさたくま)する。

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