2020.9.25 22:08

競技力向上に106億円 東京五輪延期でスポーツ庁

競技力向上に106億円 東京五輪延期でスポーツ庁

 スポーツ庁が2021年度予算の概算要求で、東京五輪・パラリンピックなどに向けた競技力向上事業に106億円を計上する方針であることが25日、分かった。新型コロナウイルスで東京大会が来年に延期されたことに加え、22年に北京冬季大会を控えており、20年度当初予算の101億円を超える額を求める。

 全体の要求額は20年度当初予算から93億円増の444億円となった。選手に対する検査など新型コロナ感染防止対策の多くは、金額を明示せずに必要な項目に挙げる「事項要求」とした。今後議論される東京大会の新型コロナ関連経費で国が負担する経費も含まれる。

 スポーツイベントの感染対策支援は、20年度補正予算で盛り込んだイベント再開支援の内容を引き継ぎ、新技術を用いた観戦を促すことも含め48億円を計上した。国際大会の開催も後押しする。

 休日の部活動を地域の民間団体に委託する取り組みは全国114カ所で試験的にスタートさせ、教員の負担軽減と指導の質向上を図る。