2020.9.25 20:02

鹿児島国体、23年開催合意 コロナで延期、4者会談で合意

鹿児島国体、23年開催合意 コロナで延期、4者会談で合意

4者トップ会談にオンラインで参加し、発言する鹿児島県の塩田康一知事=25日午後、鹿児島県庁

4者トップ会談にオンラインで参加し、発言する鹿児島県の塩田康一知事=25日午後、鹿児島県庁【拡大】

 新型コロナウイルスの影響により鹿児島県での年内開催を断念した国民体育大会(国体)と全国障害者スポーツ大会について、日本スポーツ協会、日本障がい者スポーツ協会、スポーツ庁、鹿児島県の4者は25日、トップ会談を開き、両大会を2023年に延期して開催することで合意した。10月8日の日本スポ協の臨時理事会で承認を得て正式に決まる。

 23年開催が内定していた佐賀県は24年、24年に開催予定だった滋賀県は25年に両大会を実施。25年以降は青森、宮崎、長野、群馬、島根の各県で実施予定だったが、それぞれ1年順送りを基本として開催時期を決める。

 会談後に報道陣の取材に応じた日本スポ協の伊藤雅俊会長は「(鹿児島県は)長い年月をかけて準備をしてこられたので、中止にはしたくないと思っていた。ほっとしている」と語り、鹿児島県の塩田康一知事は「大変ありがたく、感謝を申し上げる。これからしっかりと手続きと準備を進めていきたい」と述べた。

 国体は21年に三重県で第76回大会、22年に栃木県で第77回大会として予定通り実施する方針。今年10月に第75回大会として開催予定だった鹿児島大会の扱いは今後検討する。

鈴木大地・スポーツ庁長官の話「多くの皆さまにご理解とご協力をいただき、心より感謝を申し上げる。(両大会の開催を通じて)スポーツの持つ力や素晴らしさが社会の活力につながるよう、力を尽くしていきたい」

鳥原光憲・日本障がい者スポーツ協会会長の話「コロナウイルス禍という未曽有の事態の中、日本全体で力を合わせて乗り切るという開催県共通の思いが合意形成につながった。大変喜ばしいことだと感じている」