2020.9.25 17:50

26日で東京五輪開幕まで300日 中村輪夢「自分に克つ」、堀米雄斗「進化」 初代王者へ東京スカイツリーで決意/自転車BMX

26日で東京五輪開幕まで300日 中村輪夢「自分に克つ」、堀米雄斗「進化」 初代王者へ東京スカイツリーで決意/自転車BMX

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東京五輪競技ニュース
日本から約8900キロ離れた米国ロサンゼルスにいるスケートボード男子の堀米雄斗(右)と自転車BMXフリースタイル・パーク男子の中村輪夢(左)。東京五輪開幕300日を前に、さらなる成長を誓った(東京スカイツリータウン広報事務局提供)

日本から約8900キロ離れた米国ロサンゼルスにいるスケートボード男子の堀米雄斗(右)と自転車BMXフリースタイル・パーク男子の中村輪夢(左)。東京五輪開幕300日を前に、さらなる成長を誓った(東京スカイツリータウン広報事務局提供)【拡大】

 新型コロナウイルスの感染拡大により1年延期された東京五輪は、26日で開幕まで300日。ともに金メダルが期待される自転車BMXフリースタイル・パーク男子の五輪代表に内定する中村輪夢(りむ、18)=ウイングアーク1st=とスケートボード男子の堀米雄斗(21)=XFLAG=が25日、東京・墨田区の東京スカイツリーで行われたトークイベントに出席。新種目に挑む2人が、初代王者を目標に掲げた。

 “2度目”の東京五輪300日を前に、金メダル候補の中村と堀米が決意を込めた。願い事を書き込んだリボンを天望デッキに設置されたモニュメントに結びつけた。

 中村「『自分に克つ』。大会は自分との勝負。けがとか恐怖心と戦っているので、自分に勝たないといけない」

 堀米「『Keep it up』。常に進化したい、常に新しい自分を見てほしい」

 中村のBMX、堀米のスケートボードは東京大会で初めて正式種目に採用された。2人は世界で結果を残すなど初代王者を目指して日本をリードしている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で五輪は1年延期となったが、前向きに捉える。

 輪夢、雄斗と呼び合う仲の2人は互いに切磋琢磨(せっさたくま)する。競技は違えど、試合会場が同じになることがあるといい、日本代表として世界に挑む。プライベートでも一緒に遊んだり、食事に出掛けたりすることも。堀米は拠点の米国ロサンゼルスからリモート出演となったが、久しぶりの“再会”に笑みがこぼれた。

 今月21日の全日本選手権(岡山)で優勝した中村が「また300日間、練習しまくりたい。絶対に今年(五輪が開催された場合)よりは、いい結果が取れると思う」と言えば、堀米も「輪夢と一緒で、いっぱい練習したい。それが自信につながる。東京五輪で驚くような新技を出せたらいい」と“共闘”を誓った。

 今後の大会予定は不透明だが、634メートルと世界一高いタワーで誓い合った若きホープ。300日後の母国大会で初代王者になる。(石井文敏)

  • 東京スカイツリーのトークイベントで自転車BMXに乗る中村輪夢=25日、東京都墨田区(東京スカイツリー提供)
  • 東京五輪への抱負を語る自転車BMX男子の中村輪夢(左)と米国からリモート参加したスケートボード男子の堀米雄斗=25日、東京都墨田区(東京スカイツリー提供)