2020.9.15 17:11

錦織、約1年ぶりの勝利に安堵「試合を重ねれば自信も戻ってくる」/テニス

錦織、約1年ぶりの勝利に安堵「試合を重ねれば自信も戻ってくる」/テニス

特集:
錦織圭
男子シングルス1回戦で勝利した錦織圭=ローマ(AP)

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 テニス・イタリア国際(14日、ローマ)開幕し、男子シングルス1回戦で世界ランキング35位の錦織圭(30)=日清食品=が44位のアルベルト・ラモス(32)=スペイン=を6-4、7-6で退けた。右肘手術と新型コロナウイルス感染を経た復帰2戦目で、昨年8月の全米オープン2回戦以来約1年ぶりの勝利。今年の全米オープンを制した大坂なおみ(22)=日清食品=に刺激を受け、再スタートを切った。

 勝利の瞬間、錦織は無観客のコートで安堵(あんど)の表情を浮かべた。第2セットはタイブレーク。マッチポイントを5本逃したが、最後はバックハンドで放った返球がネット上部に当たって相手のコートに落ちた。

 「(勝利は)ほぼ1年ぶりなので、うれしい。(復帰)1試合目に比べて格段と全体的に良くなり、2倍良かった」

 昨年8月28日の全米オープン2回戦以来、383日ぶりの白星をつかんだ。同10月に故障していた右肘を手術。今年8月のツアー大会直前には新型コロナウイルス感染が判明した。長い休養を挟み、今月8日の復帰初戦はケツマノビッチ(セルビア)に逆転負けを喫したが「2、3戦目から自然と良くなる」と期待はあったという。

 立ち上がりからフォアハンドがさえ、強化しているネットプレーも光った。クレーコートが舞台の今大会は27日に開幕する四大大会の全仏オープン(パリ)の前哨戦と位置付けているが、2時間を超える打ち合いで赤土が得意なサウスポーにブレークを許さなかった。

 自身が欠場した13日閉幕の全米オープンで、所属先が同じ女子の大坂が2年ぶり2度目の頂点に立ち「メンタルが強い」と刺激を受けた様子。「今は勝つことが何よりも大切。まだ完璧じゃないけど、試合を重ねれば自信も戻ってくる」。来夏の東京五輪も意識しながら、完全復活の日を思い描く。

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  • 男子シングルス1回戦で勝利した錦織圭=ローマ(ゲッティ=共同)
  • 男子シングルス1回戦で勝利した錦織圭=ローマ(AP)
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