2020.9.10 15:47

IOC会長 安全な環境での東京五輪開催へ具体策検討

IOC会長 安全な環境での東京五輪開催へ具体策検討

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東京五輪競技ニュース
国際オリンピック委員会の理事会後、記者会見するバッハ会長=9日、ローザンヌ(IOC提供・共同)

国際オリンピック委員会の理事会後、記者会見するバッハ会長=9日、ローザンヌ(IOC提供・共同)【拡大】

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は9日(日本時間10日)、オンライン形式での理事会後に記者会見。新型コロナウイルスの影響で来夏に延期した東京五輪・パラリンピックの安全な環境での開催実現へ、具体策の検討を本格化させる考えを表明した。

 「これから数週間、コロナ対策の異なるシナリオについて、重要かつ集中的な議論が行われる」

 オンラインの記者会見でバッハ会長は述べた。

 日本政府と東京都、大会組織委は4日にコロナ対策調整会議の初会合を開催。IOCと組織委は今月下旬に調整委員会を予定しており、こうした場で対策が練られる。

 観客制限などをいつ判断するかについては「状況が日々変化している。判断期限を設けるのは時期尚早だ」と指摘。ワクチンや検査法の開発が追い風になるとし、「注視していく」と語ったが、「ワクチンは特効薬にはならない」とも述べた。

 ジョン・コーツ東京五輪調整委員長が、コロナの有無にかかわらず大会は開催されると発言したことについては「全く問題はない。彼は安全第一の原則を重視すべきだと明言している」と理解を示した。