2020.8.10 17:43

五十嵐カノア、久々実戦で躍動 ペアで準優勝/サーフィン

五十嵐カノア、久々実戦で躍動 ペアで準優勝/サーフィン

 サーフィンのプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)を主管する世界サーフリーグが主催する特別イベントが9日、米カリフォルニア州の人工波で行われ、条件付きで東京五輪の出場権を獲得している男子の五十嵐カノア(木下グループ)がペアで準優勝を果たした。「この緊張感を何カ月も待ち望んでいた」と、久々の実戦での好結果に声を弾ませた。

 男女2人一組の変則的なトーナメント戦で、各選手が左へと崩れる波と右方向に崩れる波に1本ずつ乗ってライディングを競った。今季のCTは新型コロナウイルスの影響で全試合が中止。五十嵐は12月の来季開幕戦まで待ち切れない気持ちをぶつけるように多彩な技を繰り出した。

 1回戦では波の頂点から鋭く板を返すオフザリップを連発し、8・10点をマーク。準決勝ではS字に波を滑るカービングが力強く、大きなしぶきを上げて9・00点で逆転勝ちに貢献した。決勝は空中技を試みてバランスを崩したものの、最後まで果敢に攻めた。

 決勝では、昨季CT男子年間4位のフィリペ・トリド(ブラジル)が9・67点をたたき出した。ライバルから大きな刺激を受け、来季に向けた練習にもさらに身が入りそうだ。(共同)