2020.6.14 14:51

村岡桃佳、東京パラ延期も“二刀流”継続「どちらもあきらめきれなかった」

村岡桃佳、東京パラ延期も“二刀流”継続「どちらもあきらめきれなかった」

オンラインで取材に応じた村岡桃佳

オンラインで取材に応じた村岡桃佳【拡大】

 2018年平昌冬季パラリンピックのアルペンスキー女子座位金メダリストで、昨春から本格的に陸上との“二刀流”に挑戦している村岡桃佳(23)=トヨタ自動車=が14日、オンラインで取材に応じ、1年延期となった東京パラリンピックと2022年北京冬季パラリンピックの両方を目指し続ける決意を示した。

 「どちらか選ぶことも考えましたが、約1年間、真剣に陸上競技に取り組み、陸上選手としての自覚が芽生えた。何が何でも両競技でパラリンピックの出場を果たしたいという気持ちが強くなった。欲張りなので、どちらもあきらめきれなかった」と決断の理由を明かした。

 “二刀流”継続はスケジュール面への影響が大きい。本来ならば、20年夏までは陸上に集中。東京大会終了後にアルペンスキーを再開する予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で東京大会が延期となり、変更を余儀なくされた。20年から21年にかけては、9月までは陸上、10~12月はアルペンスキー、来年1月は陸上といったように並行して競技に取り組むという。

 21年東京大会から22年北京冬季大会までの期間はわずか半年。「こんなに短いスパンでパラリンピックをわたり歩く選手はいないと思う。私が第1号になれたら。非常に難しい挑戦にはなりますが、両パラリンピックの出場を目標に頑張っていきたい」。村岡が険しい道を進む。

  • 競技用車いすのメンテナンスをする村岡桃佳(スポーツビズ提供)