2020.6.1 05:03

サニブラウンのでっかい夢!東京五輪で金メダル、100&200で世界記録/陸上

サニブラウンのでっかい夢!東京五輪で金メダル、100&200で世界記録/陸上

マネジメント会社が企画したオンラインでのトークイベントで中高生と交流したサニブラウン(右下、UDN SPORTS提供)

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 陸上男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(21)=米フロリダ大=が31日、中高生とのトークイベントをオンラインで行い、東京五輪での金メダル獲得を目標に掲げた。さらに、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持つ短距離2種目の世界記録更新を将来的なターゲットに。若き選手に目標設定の重要性を説いた。

 あのボルトより速く-。日本国内の中高生と夢を語らい、サニブラウンが揺るぎない決意を示した。

 「近い目標で言うと東京五輪の金メダル。長い目標だと100、200(メートル)で世界記録を出したい」

 所属するマネジメント会社「UDN SPORTS」の企画で、若き陸上選手と交流。中学3年生から目標を問われたプロランナーは、迷わず答えた。自己記録は100メートルが9秒97、200メートルが20秒08。ともに昨季更新した。一方、ボルトの世界記録は100メートルが9秒58、200メートルが19秒19。その差はまだ大きい。

 ただ、10代に記録した200メートルの成績では憧れの背中を超えてきた。高校2年時の2015年世界ユース選手権では、16歳のボルトがこの大会で出した20秒40を上回る20秒34。18歳で臨んだ17年の世界選手権では史上最年少で決勝へ。かねて「地上最速」を夢に描いてきた。

 「目標があるだけで、こういう状況でも頑張れる」。新型コロナウイルスの感染拡大で強化施設が使えない期間は、ウエートコーチの車庫でトレーニングに励んだという。トラックでの練習は、5月25日から約2カ月ぶりに再開した。

 五輪の延期を進化のステップとする。フォームの改善や映像の分析。「時間が増えたとポジティブに捉えれば、やれることは増える」。コロナ禍で今夏の全国大会が中止となった中高生の前で、自らに言い聞かせるように語った。(鈴木智紘)