2020.4.23 20:27

瀬戸大也がコーチ変更 日本のエースが異例の決断/競泳

瀬戸大也がコーチ変更 日本のエースが異例の決断/競泳

練習前に梅原孝之コーチ(右)と話す瀬戸大也=2016年7月、リオデジャネイロ(共同)

練習前に梅原孝之コーチ(右)と話す瀬戸大也=2016年7月、リオデジャネイロ(共同)【拡大】

 東京五輪で金メダルが期待されている競泳男子の25歳、瀬戸大也(ANA)が小学5年から指導を受けてきた梅原孝之コーチのもとを離れたことが23日、関係者への取材で分かった。今後の指導者は未定。今年に入って日本新記録や自己ベストを連発するなど順調に歩んでいた日本のエースが1年延期された五輪に向けて異例の決断をした。

 400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した2016年リオデジャネイロ五輪後、20年までタッグを組むことで合意していた。しかし東京五輪の延期を受け、4月上旬に両者で協議した際に瀬戸が自立する意向を示したという。瀬戸は近い関係者に「20年に向け、梅原コーチとの練習も最後の大詰めで覚悟を持ってやってきた。もう一度同じことをやるより違ったアプローチの方が、覚悟を持って挑戦できる」と語っているという。

 瀬戸はジュニア時代から梅原氏の指導で力を付け、早大1年だった13年世界選手権で400メートル個人メドレーを制し、15年大会で2連覇を達成。19年大会は200メートルと400メートルの個人メドレー2種目で頂点に立ち、両種目の五輪切符をつかんだ。