2020.4.1 10:00(1/4ページ)

【コロナに負けない がんばろうニッポン!】競泳ロンドン五輪「銅」寺川綾さん、本当に強い選手は心も強い

【コロナに負けない がんばろうニッポン!】

競泳ロンドン五輪「銅」寺川綾さん、本当に強い選手は心も強い

特集:
コロナに負けない がんばろうニッポン!
2015年8月、水泳の世界選手権で優勝し感涙する渡部香生子(背中)を抱きしめた寺川さん。現役選手たちにとっては頼れる先輩だ

2015年8月、水泳の世界選手権で優勝し感涙する渡部香生子(背中)を抱きしめた寺川さん。現役選手たちにとっては頼れる先輩だ【拡大】

 新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの中止や延期が相次ぐ中、各界からメッセージを送る企画「コロナに負けない がんばろうニッポン!」。第2回は競泳女子の2012年ロンドン五輪100メートル背泳ぎ銅メダリストで、現在はスポーツキャスターの寺川綾さん(35)が登場。4月の競泳日本選手権も中止となったが、選手たちに向けて“ぶれない心”を持つ大切さを説いた。 (取材構成・角かずみ)

 新型コロナウイルスのニュースが頻繁に流れるようになった2月。「報道ステーション」(テレビ朝日系)のスポーツキャスターとして、プロ野球キャンプ地の沖縄や宮崎を取材で訪れていました。

 沖縄で感染者が出たというニュースを聞き、びっくりしました。最初は「インフルエンザみたいなものかな」と思っていましたが、今は自分が感染しないように気をつけて行動しています。

 3月11日に開幕したバドミントンの全英オープン、その後のポルトガルでの取材は世界的な感染拡大の影響でキャンセルになりました。大会やイベントも全て中止や延期となり、取材にも行けない。今夏に開催されるはずだった五輪に向けてスケジュールはぎっしりと詰まっていましたが、それもほぼなくなりました。仕事面で、かなりの影響が出ています。

 そんな私よりも、東京五輪を目指す選手たちへの影響は計り知れません。五輪延期の議論が始まったと伝わってから1年程度の延期が正式に決定するまでの数日間、選手はとても苦しかったと思います。

【続きを読む】

  • 東京都内で取材に応じた寺川さん。苦境に立つ選手たちを思いやりながら、前向きに調整していくよう“鼓舞”した(撮影・武田千怜)
  • 2012年7月、ロンドン五輪の100メートル背泳ぎで3位に入りガッツポーズ
  • 東京アクアティクスセンター(江東区)