2020.3.31 17:56

講道館・上村館長「歴史や文化を軽く考えてはいけない」 全日本選手権延期に/柔道

講道館・上村館長「歴史や文化を軽く考えてはいけない」 全日本選手権延期に/柔道

 全日本柔道連盟(全柔連)は31日、東京都文京区の講道館で大会実行委員会などを開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権(4月29日、千葉ポートアリーナ)と全日本女子選手権(同19日・横浜文化体育館)を延期すると発表した。新たな日程はともに未定。

 全日本選手権は1948年に始まった伝統の大会。共催する全柔連と講道館によると、56年に世界選手権代表決定戦実施のために一度だけ中止となったが、延期は極めて異例の措置。優勝2度を誇る講道館の上村春樹館長は「全日本王者を将来にわたってつくっていくことは大事。歴史や文化を軽く考えてはいけない。こだわりを持って継続していく」と語った。

 全日本女子選手権と合わせ、全柔連の中里壮也専務理事は10月ごろまでの実施を目指す意向。東京五輪が1年延期となり、全日本選手権は例年通り日本武道館での開催も選択肢に入るが、現時点では未定だという。