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【池田純 S-Businessの法則】地域のプロチーム再生へ地元民が「口を出せ」

【池田純 S-Businessの法則】

地域のプロチーム再生へ地元民が「口を出せ」

特集:
池田純 S-Businessの法則

 新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツ、興行の世界は苦しんでいます。Bリーグ3部(B3)埼玉ブロンコスの経営権を取得した私も、試合中止が続き、損益見通しのエクセル表と日々にらめっこしています。

 東京五輪の延期が決まり、スポーツビジネスを巡る環境は、より厳しさを増すでしょう。そんな中、横浜、鎌倉からのよそ者である私が、なぜ埼玉のプロチームを救うのか。本来「おらが街のチーム」として地元の人、経済界がなすべき案件です。

 誰も手を挙げず、このままだとつぶれる運命。そこで、さいたま市の清水市長の要請でスポーツによる地域活性化を図る組織(さいたまスポーツコミッション)の会長を務めている縁もあり、一肌脱ぐことにしました。

 地域のプロチーム再生で重要なこと。それは応援してくれる人の存在です。言いたいのは「埼玉の人よ、口を出せ!」。いきなり「お金」とは言いません。最悪なのは黙って見守られること。人気が出たあとに乗っかるのは簡単です。低迷しているときに「自分ごと」と捉えてくれる地域の粋な人々が必要です。

 さいたまの居酒屋で「ブロンコスが変なことをやっている」「池田が物議をかもしているらしい」など、良くも悪くも話題になること。まず“居酒屋のつまみ”になるくらい、ざわざわっとさせる。そのための組織づくりも進めます。

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