2020.3.26 05:01

1年延期でもメインは国立、無償貸出期間延長へ

1年延期でもメインは国立、無償貸出期間延長へ

 東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、東京・国立競技場に関し、大会が延期されても確保できる見通しであることが25日、分かった。現在は当初の開催予定の今夏に向けて大会組織委員会に貸し出されている。スポーツ庁は「大会成功を最優先に考え、組織委と調整する」として、貸出期間の延長などに対応する考えを示した。

 国は大会後から民営化に向けた計画を進める方針を示している。組織委への無償貸出は撤去期間を含めて来年3月末で終了。大会が1年延期された場合は民営化が遅れる可能性があるものの、使用予定がなく、日程的な問題は生じない。

 年間維持費は約24億円。うち約13億円は将来の大規模修繕に備えた費用で、水道光熱費などの費用は約11億円に上るという。

 ハンドボール会場の国立代々木競技場は2021年4月以降の予約受け付けを今夏ごろから始める予定だった。大会延期を受け、国は国立競技場と同じく会場確保に応じる方針。