2020.3.25 05:03

朝乃山、注目の口上は「一生懸命」有力 25日に令和初の大関誕生

朝乃山、注目の口上は「一生懸命」有力 25日に令和初の大関誕生

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 大相撲の関脇朝乃山(26)の大関昇進が25日、大阪・浪速区のエディオンアリーナ大阪で開かれる日本相撲協会の夏場所(5月10日初日、両国国技館)番付編成会議と臨時理事会を経て正式に決まる。令和初の大関誕生で、理事会後の昇進伝達式で述べる口上が注目される。

 令和初の大関が誕生する。新大関は昨年春場所後の貴景勝以来。番付編成会議と臨時理事会で昇進を正式に決定後、協会は使者を派遣して大阪市内で昇進伝達式を実施する。注目されるのが、朝乃山が看板力士として決意を示す口上だ。

 朝乃山は11勝目を挙げた春場所千秋楽の取組後、口上について「中学からずっと使ってきた言葉があるので、それを入れたい」とし、四文字熟語であることを認めた。近い関係者は「色紙などに文字を添える際は『一生懸命』」を使う。(口上も)そうなると思う」と明かした。

 朝乃山は平成27年12月、大阪・東大阪市内の近大で行われた大相撲入りの表明会見でも、プロとなる決意を「一生懸命」としたためている。また、昭和58年春場所後に大関昇進を果たした師匠の高砂親方(元大関朝潮)、平成14年名古屋場所後に昇進した部屋の先輩力士の元横綱朝青龍は、ともに「大関の名に恥じぬよう、一生懸命頑張ります」と、「一生懸命」を用いた。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、史上初の完全無観客開催となった春場所。伝達式を控えた力士は前日に心境を語るのが慣例だが、感染防止策として相撲協会の意向で、この日の朝乃山の取材対応はなかった。伝達式も代表取材に限定される異例の形となる。

 一方、朝乃山の故郷、富山県では元横綱太刀山に続く111年ぶり3人目の大関誕生を受け、県民に祝賀の機運が高まれば「県民栄誉賞」の授与を検討する。