2020.3.25 16:22

瀬古氏、大迫ら五輪マラソン代表変わらず「権利守ってあげたい」/陸上

瀬古氏、大迫ら五輪マラソン代表変わらず「権利守ってあげたい」/陸上

東京都内で取材に応じた瀬古氏

東京都内で取材に応じた瀬古氏【拡大】

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが東京五輪の1年程度の延期決定から一夜明けた25日、東京都内で取材に応じ、男女6人の代表権を継続する意向を示した。補欠4人も変更しない方針で、6月上旬の理事会で承認を得る。

 瀬古氏は「権利を守ってあげたい。3年かけて勝ち取った権利。それを急に取り上げることはできない」と説明した。

 日本陸連は2017年春、設定タイムの突破を重視した新たな選考方式を打ち出した。従来は条件が異なる複数のレース結果を比較する形だったが、明確な基準により透明性を確保。3月上旬に男子日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)ら代表が出そろった。

 瀬古氏は東西冷戦期の1980年モスクワ五輪でマラソン代表に選ばれていながら、日本のボイコットにより出場できなかった。当時を述懐し「やるのか、やらないのか、練習に集中できなかった。選手も昨日までその思いだっただろう」とおもんぱかった。