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史上初の無観客場所乗り切った!八角理事長、感極まる「全力士、全協会員を誇りに思う」/春場所

史上初の無観客場所乗り切った!八角理事長、感極まる「全力士、全協会員を誇りに思う」/春場所

無観客の土俵で賜杯を受け取る白鵬(中央)。15日間が無事に終了した (撮影・門井聡)

無観客の土俵で賜杯を受け取る白鵬(中央)。15日間が無事に終了した (撮影・門井聡)【拡大】

 大相撲春場所千秋楽(22日、エディオンアリーナ大阪)新型コロナウイルスの感染拡大により、史上初の完全無観客で実施された場所が幕を閉じた。千秋楽恒例の協会あいさつは、全取組終了後に日本相撲協会・八角理事長(56)=元横綱北勝海=と幕内全力士がそろう異例の形式で行われた。力士ら協会員に感染者が出た場合、即時に中止する方針だったが、歴史的な土俵を無事に乗り切った。横綱相星決戦で白鵬(35)が鶴竜(34)を寄り切って13勝2敗とし、史上最多を更新する2場所ぶり44度目の優勝を果たした。

 千秋楽結びの一番でも、その光景はかわらない。横綱同士が相星で賜杯を争う、7年ぶりとなる大団円の土俵に声援も拍手もない。熱気とは無縁の無観客の館内。だが、15日間粛々と進められた取組は、淡麗で気高さに包まれていた。

 千秋楽恒例の協会あいさつ。通常は十両の取組途中に八角理事長と三役以上の力士が土俵へ立って実施される。だが、この日は表彰式の直前に行う異例の形式だった。初日同様に理事長一人が土俵へ上がり、幕内全力士や審判部が土俵を囲む。「千秋楽にあたり、謹んでごあいさつ申し上げます。本日…」。

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  • 神送りの儀式=エディオンアリーナ大阪(撮影・門井聡)