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白鵬が44度目V!鶴竜との相星決戦制し「ようやく終わった」/春場所

白鵬が44度目V!鶴竜との相星決戦制し「ようやく終わった」/春場所

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白鵬

 大相撲春場所千秋楽(22日、エディオンアリーナ大阪)新型コロナウイルスの感染拡大により、史上初の完全無観客で実施された場所が幕を閉じた。千秋楽恒例の協会あいさつは、全取組終了後に日本相撲協会・八角理事長(56)=元横綱北勝海=と幕内全力士がそろう異例の形式で行われた。力士ら協会員に感染者が出た場合、即時に中止する方針だったが、歴史的な土俵を無事に乗り切った。横綱相星決戦で白鵬(35)が鶴竜(34)を寄り切って13勝2敗とし、史上最多を更新する2場所ぶり44度目の優勝を果たした。

 歴史的な場所を締めたのは第一人者だった。7年ぶりとなる千秋楽の横綱相星対決は、白鵬が鶴竜を寄り切って史上最多を更新する44度目の優勝を決めた。

 「ようやく終わったなと。無事に終わりホッとしているけど、やっぱり優勝したというのが大きな財産、経験になる」

 立ち合いで左上手を許しながら巻き替えの応酬。無理に巻き替えた鶴竜の上体が起きたところを逃さず、左上手を取って一気に寄り切った。

 35歳0カ月での優勝は年6場所制が定着した昭和33年以降で、千代の富士(35歳5カ月)に次ぐ3番目の年長記録。「憧れの大横綱と同じ年齢で賜杯を抱いたのは、自分を褒めたい」。徹底した食事やトレーニングの積み重ねで成し遂げた記録に笑顔を見せた。

 ただ、表彰式では館内に、力士らが歌う君が代が低く響き渡った。賜杯授与で拍手や歓声はない。通常なら次々と行われる外部表彰も総理大臣杯だけだった。(八木拓郎)

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