2020.3.23 11:52

小池知事、IOC新方針に「同じ考えを共有できてよかった」

小池知事、IOC新方針に「同じ考えを共有できてよかった」

東京五輪の延期を含むIOC新方針について取材に応じる小池百合子知事=23日午前、都庁

東京五輪の延期を含むIOC新方針について取材に応じる小池百合子知事=23日午前、都庁【拡大】

 東京都の小池百合子知事は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪の延期を含めて4週間以内に結論を出すとの新方針を示したのに対し「中止はないと明言しており、私と同じ考えを共有できてよかった」との認識を示した。

 その上で「課題はたくさんあるが、どういうシナリオが可能なのかをこれから4週間かけてIOCや大会組織委員会と交渉したい」と述べた。

 小池氏はIOCがこれまで予定通り7月24日の五輪開幕を目指していた方針を変更した背景について、16日夜に実施された先進7カ国(G7)首脳の緊急テレビ電話会議で安倍晋三首相が「完全な形での開催を目指したい」と言及したのが「一つのブレークスルーになったと思う」と指摘。「東京大会は新型コロナウイルスに打ち勝つという別の目標も出てきた」と語った。

 都庁で報道陣の取材に答えた。

 都内での大規模イベント自粛方針に伴って関連行事の中止が相次ぐ中、予定通りの開催に向けて準備を進めてきた都庁内では戸惑う職員も。決定権を持つIOCが延期に言及したのは重く、都の準備担当者は「4週間以内と言わず、できるだけ早く結論を出してほしい」と語った。