2020.3.11 05:01

並木月海が五輪切符!「金が目標」 那須川天心の幼なじみ/BOX

並木月海が五輪切符!「金が目標」 那須川天心の幼なじみ/BOX

並木は東京五輪行きを示す“切符”を手に笑みを浮かべた (共同)

並木は東京五輪行きを示す“切符”を手に笑みを浮かべた (共同)【拡大】

 ボクシング・東京五輪アジア・オセアニア予選第8日(10日、ヨルダン・アンマン)日本女子初の五輪出場を決めたフェザー級の入江聖奈(せな、19)=日体大=は準決勝で韓国選手に5-0で判定勝ちし、11日の決勝に進んだ。9日に行われた女子フライ級準々決勝で並木月海(つきみ、21)=自衛隊=がタイ選手に5-0で判定勝ちし、五輪出場を決めた。

 大一番で伝家の宝刀がさく裂だ。並木が夢舞台の切符をつかんだ。

 「ほっとした気持ちが大きい。今までやってきたことが出てくれた」

 ポイントで上回って迎えた最終ラウンド。身長153センチの並木は何度も機敏に踏み込んで武器の左ストレートを顔面に放ち、相手より低い身長を生かして懐に入った。ジャッジ5人全員の支持を集める勝利に胸を張った。

 キックボクサーとして活躍する那須川天心(21)の幼なじみとして知られ、小学生の時には空手で対戦したこともある。出入りの速さ、打ち負けないパンチ力を磨き続け、世界を舞台に活躍する那須川に負けじと五輪出場を決めた。

 「五輪に出ることが最大の目標ではない。金メダルを取ることが最大の目標」。日本のエース格としてフェザー級の入江とともに日本女子初の五輪のリングに立つ。

入江聖奈「試合内容は駄目だった。攻め急いでしまったところがあった。決勝まで来た誇りを持って、最後も勝ちたい。全ての試合は五輪につながっている」

並木 月海(なみき・つきみ)

 1998(平成10)年9月17日生まれ、21歳。千葉県出身。女子フライ級。幼少の頃から空手、キックボクシングを習い、2013年にボクシングを始める。18年世界選手権銅メダル。軽快なフットワークとコンビネーションパンチが武器の左ファイター。埼玉・花咲徳栄高出。自衛隊。キックボクサーとして活躍する那須川天心の幼なじみ。153センチ。

  • 女子フライ級準決勝の試合途中で相手が棄権し決勝進出を決めた並木月海=アンマン(共同)
  • 女子フェザー級で東京五輪の出場権を獲得し、笑顔の入江聖奈=アンマン(共同)
  • 女子フェザー級で東京五輪の出場権を獲得した入江聖奈=アンマン(共同)