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大迫、ケニアから東京プラン!悲願メダルロードはマラソン聖地スタート

大迫、ケニアから東京プラン!悲願メダルロードはマラソン聖地スタート

東京マラソンから一夜明けて会見する大迫。五輪へ再びケニアで高地トレを行うことを示唆した(撮影・今野顕)

東京マラソンから一夜明けて会見する大迫。五輪へ再びケニアで高地トレを行うことを示唆した(撮影・今野顕)【拡大】

 「(米国とケニアの)いいとこ取りで、それぞれの良い部分を引き出しながらやっていきたい」。最善の道を進み、虎視眈々と牙を研ぐ。 (鈴木智紘)

★出にくい好記録

 最終選考レースとなる8日のびわ湖毎日には昨夏のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で4位の大塚祥平(25)=九電工、7位の鈴木健吾(24)=富士通、川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=らが出場予定だが、国内招待選手で自己記録が最も速い川内でも2時間8分14秒。コースの起伏は少ないものの、東京ほどの記録は狙いにくく、大迫の代表入りが現実的だ。

★1億円で新レース

 大迫は来春国内で創設を予定するレースの内容の一端を明かした。マラソンのみならず、1万メートルなどのトラック種目を実施する考えもあるという。日本実業団連合から手にした日本記録の報奨金1億円を活用するつもりだ。「日本人の限界に挑戦するというコンセプト。イベントもいろいろ考えている」と説明した。

ケニア・イテン

 首都ナイロビから飛行機で1時間ほどの距離にある西部リフトバレー州エルドレットの近郊にある地域。標高2400メートル超で、世界各地から有力ランナーが集まり高地トレーニングを行っている。直線でフラットな約30キロのコースやアップダウンに富んだ約35キロのコースなど、距離走やスピード強化といった狙いによって使い分けられる練習環境が整う。世界記録保持者のキプチョゲや世界女王のチェプンゲティッチら、多くの実力者を誇るマラソン大国の中でも「聖地」とされる。

  • ケニアの中でも「マラソンの聖地」とされるイテン。大迫の日本新記録もここでの高地トレの効果が大きかった(ゲッティ=共同)