2020.2.29 05:02

井上、強気に驚異の4分台宣言!世界を見据えて/マラソン

井上、強気に驚異の4分台宣言!世界を見据えて/マラソン

 東京五輪男子代表の残り1枠を争う東京マラソンが、3月1日に号砲が鳴る。有力選手の記者会見が28日、東京都内で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一般参加が見送られた中、日本記録保持者の大迫傑(28)=ナイキ=は列島を勇気づける力走を誓った。設楽悠太(28)=ホンダ、井上大仁(ひろと、27)=MHPS=らは逆転の五輪切符を狙う。

 井上は野武士のような鋭い視線を浮かべ、壇上の椅子にどっしりと腰かけた。目標タイムは日本記録を大幅に上回る2時間4分30秒。驚異的なタイムを掲げるだけの練習は積んできた。

 「世界と戦う基準として、自分の力を発揮してタイムを出せたらいい」

 大会前は約3週間、ニュージーランドでの走り込みを敢行。順調にメニューを消化し、自信を得た。昨夏の選考会では2時間22分10秒で、完走した27人中の最下位。レース後は「悔しいというより、戸惑いがある」と意気消沈したが、新たな目標に向かって練習を積んできた。その自信が、目標タイムに現れた。

 大迫、設楽の1学年後輩。鎮西学院高時代、雑誌で見る存在だった2人の背中を追い続けてきた。「誰が勝つか、争えるのは光栄。今までと変わらず追い続けていって、その先にケニアやエチオピアの選手がいたらいい」。逆転五輪へ、井上が2人の背中を超える。(角かずみ)