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アマ5冠の但馬ミツロがプロテスト合格「日本には相手がいない」/BOX

アマ5冠の但馬ミツロがプロテスト合格「日本には相手がいない」/BOX

B級プロテストに合格した但馬ミツロ。大好きな選手の一人だというマイク・タイソンのTシャツでプロテストに臨んだ

B級プロテストに合格した但馬ミツロ。大好きな選手の一人だというマイク・タイソンのTシャツでプロテストに臨んだ【拡大】

 ボクシングの2014、15年全日本選手権ライトヘビー級2連覇などアマ5冠の但馬(たじま)ミツロ(25)=緑=が21日、東京・世田谷区の金子ジムでB級(6回戦まで)プロテストを受け、合格した。

 人材不足の重量級日本ボクシング界。期待の選手がプロの世界に殴り込みをかける。

 「プロでのベストの階級はクルーザー級(リミット90・7キロ)だと思っているが、日本には相手がいないので、日本の一番重くて強いやつをとりあえず1回ぶっ倒してからベストの階級で世界へいく」

 まず、日本ヘビー級王者を目指し、その後にクルーザー級に落として世界王者を目指す算段だ。この日のプロテストでは12年全日本ヘビー級新人王の大和藤中(34)=金子=と3分3ラウンドのスパーリングを行った。本人いわく「30%ぐらいの力」しか出していないにも関わらず、強烈な右ストレートや、右ボディーなどを繰り出して圧倒した。

 「インファイトでガンガン倒しにいくのも、アウトボクシングでさばくのも両方できる」と豪語する通り、ステップワークとボディーワークでのディフェンス力の高さも披露した。

 日本人の父親とブラジル人の母親のマリアさん(54)の間に生まれた。愛知・碧南市で育ち、愛知・享栄高時代にボクシングを始めた。中大に進み2年時の14年に全日本選手権を初制覇。以降アマ5冠を達成した。アマ戦績は51戦42勝9敗の右ボクサーファイターだ。身長は180センチ。体重は現在増量中で120キロ。

 国籍はブラジルで、16年のリオデジャネイロ五輪、20年の東京五輪はけがと日本への国籍変更の問題で五輪出場を断念。「ボクシングを始めたときから憧れ、ゴールはプロの世界で世界王者になること」とプロ転向を決断した。

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