2020.2.21 14:54

田中教仁、初の世界戦発表会見「ネガティブな歴史に終止符を打ちたい」/BOX

田中教仁、初の世界戦発表会見「ネガティブな歴史に終止符を打ちたい」/BOX

世界初挑戦の田中教仁(中央)と所属ジムの三迫貴志会長(右)と鈴木啓太トレーナー

世界初挑戦の田中教仁(中央)と所属ジムの三迫貴志会長(右)と鈴木啓太トレーナー【拡大】

 プロボクシングのWBA世界ミニマム級13位の田中教仁(35)=三迫=が21日、東京都内で会見を開き、同級スーパー王者のノックアウト・CPフレッシュマート(29)=タイ=に挑戦することを発表した。試合は3月3日にタイ・ナコンサワンで行われる。田中は世界初挑戦。ノックアウトは12度目の防衛戦となる。

 「タイからは世界タイトルをとって持って帰ってきた人がいないということなので、ネガティブな歴史に終止符を自分が打ちたい」

 日本男子選手のタイでのJBC公認世界戦は24敗1分けと未勝利。気温35度を超えるほどの、午後の最も暑い時間帯に屋外のリングで試合が行われることが多いことなどから大苦戦を強いられてきた。今回も同条件で行われる。

 対戦相手のノックアウトはプロ20戦20勝(7KO)の右ボクサーファイター。2014年10月に世界王者となり、19年8月に11度目の防衛を果たした強敵だ。「強いのはもちろんだが、バケモノというイメージはない。かみ合うんじゃないかと思う。自分のパンチをしっかり効かせて、ぶっ倒してきたい」。

 田中は2005年3月にドリームジムからプロデビュー。11年4月に日本ミニマム級王者の八重樫東(大橋)に挑戦し10回判定負け。同年11月の試合を最後に1度現役を引退した。17年2月に三迫ジムから現役復帰。同9日に約5年3カ月ぶりの試合で勝利を挙げた。18年4月には東洋太平洋同級王者に敗北。19年1月、2度目の日本タイトル挑戦で王座を獲得した。同年6月に初防衛。1月10日付で世界戦準備のために王座を返上していた。

 田中はプロ26戦19勝(10KO)7敗の強打が武器の右ボクサーファイター。世界ランクはWBCとWBOで4位、IBFでは3位。

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