2020.2.14 05:02

比嘉、再起戦でTKO勝ち!王座剥奪から1年10カ月ぶり/BOX

比嘉、再起戦でTKO勝ち!王座剥奪から1年10カ月ぶり/BOX

パンチをヒットさせる比嘉(左)。再起戦に勝利したが、精神面の立て直しは時間がかかりそうだ (撮影・山田俊介)

パンチをヒットさせる比嘉(左)。再起戦に勝利したが、精神面の立て直しは時間がかかりそうだ (撮影・山田俊介)【拡大】

 ダイヤモンドグローブ(13日、東京・後楽園ホール、観衆=2005)プロボクシングの世界戦での計量失敗によるライセンス無期限停止処分が昨秋に解けた元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(24)=白井・具志堅スポーツ=が、119ポンド(約53・9キロ=スーパーバンタム級相当)契約のノンタイトル8回戦でジェイソン・ブエナオブラ(25)=フィリピン=に6回2分25秒TKO勝ち。約1年10カ月ぶりの再起戦を飾った。

 比嘉が帰ってきた。長い間待っていた満員のファンは大声援で迎えた。

 「あんなに応援がいるとは思わなかった。びっくりしました」

 「ダイゴ」コールに後押しされ、6回に右ボディーでダウンを奪う。再開後も連打を浴びせてフィリピン・バンタム級11位の相手をキャンバスに沈め、レフェリーが試合を止めた。

 しかし、「最悪でした。体力がきつかった」と比嘉。「このままモチベーションが上がらなかったら(ボクシングを)辞めようと思う。今後についてはいろいろ考えます」と話した。

 2018年4月のWBC世界フライ級3度目の防衛戦で計量失格となり、王座は剥奪。ボクサーライセンスの無期限停止となり、昨年9月に処分が解けた。再起戦を快勝で飾ったが、闘争心に再び火をつけることはできなかった。 (尾崎陽介)