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白鵬、野村さんしのび語った「プロの世界で生き残った大先輩」

白鵬、野村さんしのび語った「プロの世界で生き残った大先輩」

特集:
さようなら 野村克也さん追悼
白鵬
10年前に野村さん(右)の激励を受けた白鵬。「プロで生き残った大先輩」と故人をしのんだ

10年前に野村さん(右)の激励を受けた白鵬。「プロで生き残った大先輩」と故人をしのんだ【拡大】

 大相撲の横綱白鵬(34)が11日、急逝した野村克也さんをしのんだ。相撲好きだった野村さんは白鵬のファンで、その姿を不世出の大横綱双葉山と重ね合わせ、本場所の支度部屋まで足を運んで激励したほど。この日、東京・墨田区の両国国技館で開かれたNHK福祉大相撲に参加した横綱は「プロの世界で生き残った大先輩」と故人を表現した。

 プロの世界でもまれて、もがいて、突き抜けた。グラウンドと土俵。闘う空間は違っても、肌で感じた超一流の直観は忘れられない。10年前、平成22年1月の初場所7日目。白鵬は野村さんの訪問を受けた。

 その日、野村さんは両国国技館を訪れ、NHKのテレビ中継にゲスト出演。少年時代から大相撲が大好きで、ファンだという白鵬の取組前の支度部屋へ足を運び、あいさつをした。「あの人(白鵬)を見ると双葉山が重なる」。しかし、白鵬は関脇把瑠都(当時)に敗れ、連勝が30でストップ。「オレも試合前に部外者に会うと絶対に負ける。だからきょうだけは負けるなよと思っていたのに…」と苦笑いした。

 野村さんの訃報を会員制交流サイト(SNS)で知った白鵬は「マー君(田中将大投手)を指導して、いろんなチームの監督もした。賢い人。人を見抜く力というか、その人に合った言葉を使い、練習の方法、ゲームの流れを見る力とか…。プロの世界で生きて、生き残った大先輩」と故人をしのんだ。

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  • 野村さん(左)は平成22年1月の初場所で舞の海秀平氏とともに、大相撲の解説に挑戦した