2020.2.9 16:20

出口クリスタ「赤ゼッケン」の誇り、大会3連覇を達成 柔道GS

出口クリスタ「赤ゼッケン」の誇り、大会3連覇を達成 柔道GS

女子57キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔のカナダの出口クリスタ=パリ(共同)

女子57キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔のカナダの出口クリスタ=パリ(共同)【拡大】

 柔道の東京五輪代表選考会の一つ、グランドスラム(GS)パリ大会第1日は8日、男女計7階級が行われ、女子で52キロ級の志々目愛(了徳寺大職)、57キロ級の玉置桃(三井住友海上)、63キロ級の土井雅子(JR東日本)は3位。男子73キロ級の海老沼匡(パーク24)は5位だった。女子57キロ級は長野県出身の出口クリスタ(カナダ)が制した。

 長野県生まれで山梨学院大出身の出口が女子57キロ級で大会3連覇を達成し、世界ランキング1位の意地を示した。

 2016年リオデジャネイロ五輪2位で17年世界女王のドルジスレン(モンゴル)との決勝。苦手意識があったそうだが、ともえ投げで技ありを奪って逃げ切った。直近の世界選手権覇者が着ける赤字のゼッケンを背負い「実力で取ったという自信にするためにも勝てて良かった」とトップの誇りを力に変えた。

 父の母国カナダを代表して東京五輪を目指す24歳。初戦敗退した昨年12月のマスターズ大会の悪夢も振り払い、五輪イヤーを最高の形で滑り出した。(共同)