2020.2.4 19:08

相撲協会、初のSNS研修 力士、親方らに注意喚起「心も鍛えてほしい」

相撲協会、初のSNS研修 力士、親方らに注意喚起「心も鍛えてほしい」

 日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で力士、親方ら全協会員を対象に「協会員に求めるもの」をテーマに研修会を開き、約900人が出席した。内容は非公開だったが、芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、会員制交流サイト(SNS)の使用に関する注意喚起を初めて行った。

 SNSでは昨年九州場所前に小結阿炎と当時十両の幕下若元春がインスタグラムに不謹慎な投稿をし、個人での投稿が当面禁止となった。研修会では元刑事の森雅人氏が、拡散されやすい特性や家族も特定される危険性を訴え、不用意な投稿を控えるよう呼び掛けた。

 またコンプライアンス委員会の青沼隆之委員長(元名古屋高検検事長)は講義で暴力根絶を訴えた。出席者によると八角理事長(元横綱北勝海)は講話で「力士のイメージを大切にし、体だけではなく心も鍛えてほしい」と伝えた。研修会後に取材に応じた阿炎は「いろいろと学ぶことがありました」と話した。研修会は7日まで行われる。