2020.1.31 05:02

相撲協会理事選、貴親方去って6期ぶり無投票に 理事長は八角親方続投へ

相撲協会理事選、貴親方去って6期ぶり無投票に 理事長は八角親方続投へ

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元貴乃花親方

 日本相撲協会は30日、東京・墨田区の両国国技館で1期2年の任期満了に伴う役員候補選挙の立候補を受け付け(同日締め切り)、理事候補は定員の10人が届け出たため6期ぶりに無投票となった。現職の八角理事長(56)=元横綱北勝海、尾車事業部長(62)=元大関琴風=らが立候補した。

 役員候補選は、元貴ノ花親方(元横綱)が二所ノ関一門を離脱して強行出馬した平成22年2月以降、5期連続の投票に持ち込まれたが、「貴ノ花一門」を率いた同親方は30年10月に協会を退職。一転して無風となった。

 今回は弟子の元横綱日馬富士の暴力問題で29年に理事を辞任した伊勢ケ浜親方(59)=元横綱旭富士=が復帰、初出馬となる花籠親方(60)=元関脇太寿山=らが立った。投票になった場合に劣勢が予想された現職で出羽海一門の山響親方(49)=元幕内巌雄=が立候補を見送ったことで、5系統ある一門の調整どおりに収まった。定員3の副理事候補も定数の出馬で無投票となった。

 理事候補は春場所直後の評議員会(3月23日)の承認を経て、就任。同日、新たなメンバーによる理事会で理事長を互選するが、複数の関係者によると、八角理事長の続投へ傾いている。