2020.1.23 15:42

川内、開催見送りのさいたま国際は「『選考会』という名誉に拘り…」/マラソン

川内、開催見送りのさいたま国際は「『選考会』という名誉に拘り…」/マラソン

川内優輝

川内優輝【拡大】

 五輪や世界選手権の女子代表選考会として実施されてきた、さいたま国際マラソンが12月に予定されていた次回の開催を見送ることが22日、分かった。全日本実業団対抗女子駅伝と時期が近い上に、起伏が多くて好記録が出にくく、有力選手の参加が少ないことが理由とみられる。財政面も検討し、主催者のさいたま市などが見送る方針を固めた。

 「公務員ランナー」として名を上げ、昨春からプロに転向した川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=は自身のツイッターで、「代表チャレンジャーの部という部門名に見られるように成果が出ていないにも関わらず、『選考会』という名誉に拘りました」と苦言。「一方で当初の4時間制限を6時間制限に拡大し、大会前日には別会場で『ファンラン』を続けました。大会運営の方向性をハッキリさせていれば改善の余地はあったと思います」と残念がった。

 さいたま国際マラソンは、世界初の女性だけの公式レースとして1979年に始まった東京国際女子マラソン、その後継大会として2009年から開かれた横浜国際女子マラソンを受け継ぐ形で15年に始まった。当初から日本の有力選手の出場が少なく、時期を11月中旬から12月に移したり、コースの見直しも行ってきた。東京五輪代表の残り1枠を争う大会の一つに指定されていた昨年も国内招待選手の出場は1人だけだった。