2020.1.22 18:21

新型肺炎感染拡大でボクシング五輪予選中止…関係者に困惑広がる

新型肺炎感染拡大でボクシング五輪予選中止…関係者に困惑広がる

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国湖北省武漢市で2月に開催予定だったボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選の中止が22日に発表され、日本の関係者にも困惑が広がった。

 日本連盟の菊池浩吉副会長は「正式な連絡がIOC(国際オリンピック委員会)から来るのを待つ」と状況を注視する方針。選手は減量などの最終調整に向け、東京都内で合宿中。強化スケジュールの再考を余儀なくされそうで、代表選手を指導するあるコーチは「安全面を考えれば当然だが、もう少し早く決められなかったのか。影響は出てくる」と戸惑いの様子だ。

 ボクシングは国際協会(AIBA)の組織運営が問題視されたことで、東京五輪での存続方針が決まったのが昨年5月。同五輪はIOCの特別作業部会が主導する。

 各大陸で予選が行われ、5月に世界最終予選を控える。関係者によると、不正抑止を目的に審判らの選出を厳正に行い「eラーニング」も義務づけている。アジア・オセアニア予選が3、4月にずれ込めば人員確保とともに適正な運営への影響が懸念される。