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桃田「まだバドミントンできますか?」とコーチに尋ねる…死亡運転手の真後ろにいた

桃田「まだバドミントンできますか?」とコーチに尋ねる…死亡運転手の真後ろにいた

桃田が入院している病院 (共同)

桃田が入院している病院 (共同)【拡大】

 前日13日にはマハティール首相(94)の妻シティ・ハスマさん(93)、この日もワンアジザ副首相(67)が見舞いに訪れた。バドミントン人気が高い同国では事故が各紙で大きく報じられ、「まだプレーできますか?」(Can I still play?)のコメントも1面に掲載された。

 銭谷氏は桃田にLINE(ライン)で見舞いの言葉を送り、「ありがとうございます」などと返信が届いた。同氏は「顔に裂傷を負い、ボクサーの試合後のような腫れあがった状態」などと説明。帰国後に磁気共鳴画像(MRI)などで詳細に再検査を行う。事故による精神的ショックも想定され、日本協会は精神面でのサポートにも尽力する構えだ。

 桃田は3月11日開幕の全英オープン(バーミンガム)での実戦復帰を目標にする見通し。当初出場予定だった2月中旬のアジア団体選手権の出場は見送り、当面は治療と静養に専念する。

 東京五輪のバドミントン競技は開会式翌日の7月25日から予選が始まり、8月3日まで続く。銭谷氏は「彼は非常に賢く前向き。東京五輪にかける意気込みは並々ならぬものがある。無理せず焦らず、力を発揮してくれたらいい」。思わぬ形で心身に傷を負った日本のエースの早期復帰を、誰もが願っている。

朴柱奉・バドミントン日本代表ヘッドコーチ「あまりにも大きな不慮の事故が起きてしまった。ドライバーの方が亡くなったことは非常に残念だが、大きな事故に巻き込まれながら今回の負傷で済んだことは不幸中の幸いだった」

  • 桃田が事故に巻き込まれたことを伝えるマレーシアの新聞各紙(共同)
  • 桃田賢斗
  • 事故時の車内イメージ図