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青学大、箱根で復活V!5分15秒更新、衝撃の往路新/箱根駅伝

青学大、箱根で復活V!5分15秒更新、衝撃の往路新/箱根駅伝

特集:
箱根駅伝
青学大のアンカー、飯田は歓喜の雄たけびをあげてゴールした(撮影・桐原正道)

青学大のアンカー、飯田は歓喜の雄たけびをあげてゴールした(撮影・桐原正道)【拡大】

 第96回東京箱根間往復大学駅伝往路(2日、東京・大手町-箱根・芦ノ湖、5区間=107・5キロ)1920(大正9)年の第1回から100年の節目を迎えた大会で、青学大が5時間21分16秒の新記録で3年ぶり4度目の往路優勝を果たした。2位で出た4区の吉田祐也(4年)が区間記録を塗り替える1時間0分30秒の快走で首位に立つなど5区間で安定感があり、4区間で新記録が出る高速レースを制した。3日の復路(5区間、109.6キロ)で、2017年度以来5度目の総合優勝に挑む。

 苦しくなったときこそ、笑った。原動力は箱根路を走る喜び。きつさも楽しんでいるかのように、新春の陽光に照らされた吉田祐が、小田原中継所へ向けてグングン加速。トップで最終5区の飯田にたすきを渡した。

 「競技人生10年間、このたった1時間のために苦しい思いをしてきた」

 この日、エントリー変更で起用された男が令和初の箱根で輝いた。首位の東京国際大と1分21秒差の2位でたすきを受け、4区をスタート。得意の単独走で淡々とラップを刻み、14キロ手前で先頭を捉えた。その後も勢いは止まらない。「追ってくる国学院大、東海大を意識していた。後続を離せるだけ離そうと考えていた」と終盤さらに加速。前回大会で、学生長距離界のエース・相沢晃(東洋大)が記録した1時間0分54秒を24秒も更新する1時間0分30秒の区間新記録を打ち立てた。

 「とにかく5区の飯田が優勝テープを切れるようにサポートするつもりだった」。卒業後は競技生活に終止符を打ち、一般企業に勤める。競技人生のラストレースで、首位に返り咲くだけでなく、後続に1分2秒差をつけた。

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  • 1区で力走する青山学院大学・吉田圭太=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 2区で後続を引き離す青学大・岸本大紀=神奈川県内(代表撮影)
  • 往路3区、10km地点で青学大・竹石尚人(右)から給水を受ける鈴木塁人(日刊スポーツ代表撮影)
  • 往路4区、青学大・吉田祐也はタスキを掲げながら中継所に向かう(日刊スポーツ代表撮影)
  • 往路1位でゴールし、記念撮影に応じる青学大の(左から)原晋監督、吉田圭太、岸本大紀、鈴木塁人、飯田貴之=神奈川県箱根町の芦ノ湖畔(撮影・桐原正道)
  • 力走した4区・吉田祐也に声をかける青学大・原晋監督=神奈川県小田原市(撮影・福島範和)
  • 往路1位でゴールする青学大・飯田貴之=神奈川県箱根町の芦ノ湖畔(撮影・桐原正道)
  • 5区飯田貴之(右)に1位でたすきを引き継ぐ青学大の4区吉田祐也=神奈川県小田原市(撮影・福島範和)
  • 3区の鈴木塁人にたすきをつなぐ青学大2区の岸本大紀=横浜市戸塚区(撮影・塩浦孝明)
  • 東京箱根間往復大学駅伝・往路上位成績
  • 青学大・最近10年の大学3大駅伝成績