2020.1.2 05:00

井岡一翔、エストラーダと対戦希望「いつやってもおかしくはない」/BOX

井岡一翔、エストラーダと対戦希望「いつやってもおかしくはない」/BOX

両目の周りの腫れを隠すため、一夜明け会見にサングラス姿で登場した井岡一翔

両目の周りの腫れを隠すため、一夜明け会見にサングラス姿で登場した井岡一翔【拡大】

 プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者で、前日の同級タイトルマッチで初防衛に成功した井岡一翔(30)=Reason大貴=が1日、東京・渋谷区のEBISUK’SBOXジムで一夜明け会見を行った。

 指名挑戦者で、同級1位のジェイビエール・シントロン(24)=プエルトリコ=を3-0の12回判定で下した世界4階級制覇王者は、両目の周りの腫れを隠すため、サングラス姿で登場。今後、闘いたい相手としてWBC世界同級王者を挙げた。

 「一番はエストラーダ選手。お互い階級を上げても近いところにいる。いつやってもおかしくはない」

 フアンフランシスコ・エストラーダ(29)=メキシコ=はプロ43戦40勝(27KO)3敗の元WBA、WBO世界フライ級統一王者。19年12月に米国で計画されていたWBA世界スーパーフライ級王者のカリド・ヤファイ(30)=英国=との統一戦が、エストラーダの左手のけがで消滅。次戦は流動的だ。

 WBOのフランシスコ・バルカルセル会長は井岡とシントロンの勝者に、同興行で3度目の防衛を果たしたWBO世界フライ級王者の田中恒成(24)=畑中=を今年挑戦させたい意向を表明していたが、井岡は「統一戦だったり、世界で名の知れている選手とやっていきたい」と今は階級の違う田中との対戦には乗り気ではない様子。「5、6カ月に1試合が理想」と話し、次戦は夏頃になる見込み。

 自身8度目の大みそかの試合については「勝つという結果にこだわっていた。求めていた結果を出せてすごく良かった」と改めて勝利を喜んだ。目の周りの腫れについては「視界がすごく悪くなって、結構パンパンに腫れている」と激闘の代償は大きいが、晴れやかな表情だった。

 2020年は東京五輪・パラリンピックイヤー。「五輪に対しては常に憧れはある」と話し「ボクシングに限らず、感じさせてもらえることが多いので楽しみ。去年もラグビーW杯で日本の選手たちにすごい勇気をもらえた。今回も勇気を出して僕も闘えたし、力をもらっている。2020年の五輪もすごく楽しみにしている。同じ所属事務所の堤(駿斗)選手もすごく良い選手。(ボクシング男子の東京五輪予選代表選考会を兼ねた)全日本選手権(19年11月20~24日、鹿児島・阿久根市総合体育館)も(合宿地の)ラスベガスでユーチューブで生で見ていた」と自身が出場を果たせなかったスポーツの祭典に期待を寄せる。

 試合後は陣営のメンバーと食事をして新年を迎えたという井岡は「普段から積極的に育児をしているが、ラスベガスから帰ってきて(約2カ月滞在、19年12月20日に帰国)からは妻に任せっきりだった。僕が次は磨永翔(まなと、4カ月)の育児に励んでいきたい」と“イクメン”に戻って少し日本でゆっくり過ごす。