2019.12.24 05:02

【箱根にかける】黄金世代の集大成!東海大、狙うは完全V連覇

【箱根にかける】

黄金世代の集大成!東海大、狙うは完全V連覇

前回大会で総合優勝した東海大。10区アンカーを待つ間、肩を組んで校歌を歌った

前回大会で総合優勝した東海大。10区アンカーを待つ間、肩を組んで校歌を歌った【拡大】

 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走が来年1月2、3日に開催される。出場チームを紹介する連載(全5回)の第1回は、2連覇を狙う東海大。館沢亨次主将(4年)を中心とした“黄金世代”が頂点に導く。

 王者の風格が漂う落ち着き。主将の館沢は箱根を制する自信があった。

 「(16人の)メンバーがもれなく全員強い。(東海大の)強さは層の厚さ。どの区間にも穴がない。失敗なく走れば優勝につながる」

 目標に掲げるのは「往路1位、復路1位、総合1位」の完全優勝。往路復路ともに2位で初優勝した前回大会を超える形での2連覇だ。

 高校時代から世代のトップで活躍してきた館沢、鬼塚らがそろう4年生は“黄金世代”と称され、互いに意識しあって、ライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)してきた。エントリー16人のうち4年生は、出場チーム最多の8人。「学生スポーツは最上級生が引っ張るもの」と語る両角速(はやし)監督(53)の考えを体現している。「みんな自分が何をすべきか分かっているので、何もいう必要がない」と主将が話すほど、チームは団結。同じ方向を向いている。

 8月に右足を負傷し、今季は苦しんだ館沢だが、なんとか箱根に間に合わせた。「やっぱり4年生は強かったといわれる大会にしたい」。トップでたすきを大手町まで運び、黄金世代の集大成を笑顔で飾る。 (武田千怜)

館沢 亨次(たてざわ・りょうじ)

 1997(平成9)年5月16日生まれ、22歳。神奈川・横浜市出身。埼玉栄高3年時の全国高校駅伝でエース区間1区を走り、区間6位。2016年に東海大体育学部に進学。箱根駅伝は1年時から3年連続で出場しており、5区13位、8区2位、4区2位。日本選手権の男子1500メートルで、17年から2連覇。18年のジャカルタ・アジア大会男子1500メートル日本代表。5000メートルの自己ベストは13分48秒89。173センチ、64キロ。