2019.12.15 16:04

ライスボウルの見直しなし 枠組みや出場制限などの変更なく継続/アメフット

ライスボウルの見直しなし 枠組みや出場制限などの変更なく継続/アメフット

特集:
アメフット

 昨年に続いて関学大が駒を進めた来年1月3日のライスボウル。前回は17-52で富士通に完敗したが、スコアもさることながら屈強な外国人選手に吹っ飛ばされて退場するシーンもあり、関学大側の不満が噴出した。「危険。実力差ありすぎで見直す時期」と試合後、鳥内監督らが問題提起したが、1年たって「大きな見直しは考えていない」と日本アメフト協会・清水裕司専務理事(ライスボウル実行委委員長)はいう。

 「まず関学大、学生協会から具体的な提言はきていない。昨年の外傷結果の調査では、負傷退場者は関学大5人、富士通13人でうち当日復帰できなかったのは1人と2人。客観的にみて今後続けてはいけないような重篤なケガはなかったととらえている」。ただ外傷報告が後日になり機能していなかったので「瞬時にわかるように改めました」と改善策をとった。

実力差については「確かに学生が10連敗していますが、4大会前には3点差の試合もあった(パナソニック22-19立命大)。学生が社会人に挑戦する価値がないとは考えていませんし強化の余地はまだある」。今後は、97年度から日本選手権の社会人王者対大学王者の形式を廃止したラグビーの例も参考に各団体・連盟とも検討していく。

「一番大事なのは安全性の担保であり、将来重篤なけががあれば考えないといけない。社会人がアメリカに追いつくようだと確かに厳しい。しかし学生協会から、もうやりたくないという話は耳にしていません」

知名度抜群のライスボウルは、とりあえず枠組みや出場制限などの変更なく継続。改革・見直しは来年以降の課題となる。