2019.12.13 00:00

“営業マンボクサー”佐川遼が初防衛 日野僚に判定勝ち

“営業マンボクサー”佐川遼が初防衛 日野僚に判定勝ち

判定で勝利し撮影に応じる佐川遼=東京都文京区(撮影・加藤圭祐)

判定で勝利し撮影に応じる佐川遼=東京都文京区(撮影・加藤圭祐)【拡大】

 プロボクシングの日本フェザー級タイトルマッチが12日、東京・後楽園ホールで行われ、同級王者の佐川遼(25)=三迫=が、指名挑戦者で同級1位の日野僚(29)=川崎新田=に3-0の10回判定勝ち。初防衛を果たした。

 前半は変則的なボクシングをするサウスポーの日野に対して苦戦。5回終了時の公開採点では2-1と接戦だった。後半は7回からスタミナ切れを起こした日野に対し、得意の右ストレートに右アッパーなど多彩なパンチを繰り出し圧倒した。

 「なんとか初防衛することができた。7回ぐらいで自分のペースがつかめてきた」

 3回には左ストレートを被弾したが「効いたのは効いたけど、意識はあった」とピンチを切り抜けた。2戦前に敵地で12回フルラウンドを闘い判定勝ちしたアル・トヨゴン(21)=フィリピン=戦の経験が生きたといい、「後半に伸びるボクシングができた。作戦通り」と話した。

 所属ジムの三迫貴志会長(46)は「後半強いのは練習だと思う。本当に良く練習する選手」と褒めた。次戦は4月に2度目の防衛戦で、同級2位の丸田陽七太(22)=森岡=と対戦予定。

 洋菓子メーカーの「コロンバン」の東京営業部に所属する“営業マンボクサー”は、22日にクリスマスケーキの店頭販売を手伝い、年末には東京駅の店舗に応援に行く。社長や専務ら多数の同僚が応援に駆け付ける中、リング上でも「年末年始、帰省の際には皆さん(コロンバンの商品をお土産に)ぜひ」と営業を忘れなかった。

  • 6R、日野僚を攻める佐川遼=東京都文京区(撮影・加藤圭祐)