2019.12.11 05:02

東京五輪、ロシア除外で日本「金」3つ増!?米データ専門会社が予測

東京五輪、ロシア除外で日本「金」3つ増!?米データ専門会社が予測

金メダルに格上げされた競泳男子200メートル平泳ぎの渡辺一平(左)

金メダルに格上げされた競泳男子200メートル平泳ぎの渡辺一平(左)【拡大】

 スポーツデータの分析、提供を行う米国のデータ専門会社、グレースノートは9日(日本時間10日)、ロシア選手団を主要国際大会から4年間除外するなどとした世界反ドーピング機関(WADA)の処分決定を受け、同国選手が来年の東京五輪に個人資格も満たせずに出場できない場合の日本のメダル獲得数を算出。金メダル3個を上積みして33個になると予測した。

 ロシア除外の一報は各方面に波紋を呼んだ。東京五輪のメダル獲得数を予測するグレースノート社は日本の「金」が3つ増え、33個になると発表した。同社は2016年リオデジャネイロ五輪以降の主要大会を分析。日本は金メダル数で世界3位となり、銀24、銅8個を含む計65個を獲得するとした。

 金メダルに格上げされた3種目は競泳男子200メートル平泳ぎの渡辺一平(22)=トヨタ自動車、新体操の団体総合、アーティスティックスイミング(AS)のチーム。

 7月の水泳世界選手権で男子200メートル平泳ぎの渡辺は、世界新記録2分6秒12をマークしたロシアのアントン・チュプコフ(22)に0秒61差の3位。強敵が不参加となれば、日本のお家芸で08年北京五輪の北島康介以来となる頂点も見えてくる。

 新体操の団体総合は9月の世界選手権で五輪5連覇中のロシアに互角に渡り合い、44年ぶりに銀メダルを獲得した。もっとも、ASチームの金メダル予想は微妙。世界選手権ではテクニカルルーティン、フリールーティンともにロシア、中国、ウクライナに次ぐ4番手だった。

 同社は、ロシアが出場すれば金24個を含む68個のメダルを獲得するとみて、不在により最も恩恵を受けるのは米国と分析した。今回の予測はロシア選手が個人資格も満たせず出場できない場合を想定したものだが、実際には世界反ドーピング機関(WADA)は潔白を証明した選手のみ個人資格での出場を認めるとしている。

 日本ではレスリンググレコローマン60キロ級の文田健一郎(23)=ミキハウス=や体操男子の団体総合もロシアと金メダルを争うとみられている。これまで日本の「金」は1964年東京大会と04年アテネ大会の16個、総数はリオ五輪の41個が最多。過去の記録を塗り替えるメダルラッシュが期待されている。

  • 金メダルに格上げされた新体操の団体総合(共同)
  • 金メダルに格上げされたアーティスティックスイミングのチーム