2019.12.10 14:43

金平会長、再開しないと「親父に申し訳気持ちでいっぱい」/BOX

金平会長、再開しないと「親父に申し訳気持ちでいっぱい」/BOX

日本ボクシングコミッションを訪れた協栄ジム・金平会長、後方は太田貴裕弁護士=9日、後楽園ホール

日本ボクシングコミッションを訪れた協栄ジム・金平会長、後方は太田貴裕弁護士=9日、後楽園ホール【拡大】

 プロボクシングで13人の世界王者を生んだ協栄ジム(東京・新宿区)の金平桂一郎会長(54)が9日、ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会に休会届を提出。受理されたため、同日付でプロ活動休止となった。所属選手はフリーとなり、試合出場のためには移籍する必要がある。ジムの実質的な経営を任せていたオーナーと会長との金銭、地位をめぐるトラブルが理由で、名門ジムが60年の歴史に一度、幕を下ろした。 

 金平会長はツイッターで「何としても、再開しないと親父に申し訳気持ちでいっぱいです」と謝罪。「直接関わりのない、選手やスタッフに深くお詫びを申し上げます。特に、試合が近い、亀田京之介、竹原毅、両君には本当に申し訳ない事になったと改めて謝意を申し上げる次第であります」と頭を下げた。

 所属ジムが休会中は試合に出場できないため、22日の全日本新人王決勝戦(後楽園ホール)に出場する亀田3兄弟のいとこの亀田京之介(21)らは早急に移籍先を探すことになる。元世界2階級制覇王者の亀田和毅(28)は関西のジムへの移籍が検討されている。

 協栄ジムは元プロボクサーの金平正紀氏が1959年4月に「金平ジム」として設立。66年3月に「協栄ジム」と名称変更した。正紀氏の長男、桂一郎氏は3代目。海老原博幸、具志堅用高、渡嘉敷勝男、亀田興毅らが世界王者に輝いた。2015年5月に坂田健史氏が代表に就任し、金平会長はプロモートに専念して第一線から退くと発表された。